あまりにむごい現実です。
でも、これは今回の戦争で特徴的に起きたことではありません。全ての戦争で、僕たち戦場記者が直面してきた光景です
戦争が起きれば、このように人は必ず死にます。しかも、その多くが無辜(むこ)の民衆であることは時代を問わず同じです。
また、戦争はどちらの側が良い悪いでもありません。当事者の非難の応酬から何も良いものは生まれないのですから。理由がなんであれ、戦争という選択肢を無くすことが大切なのです。
こういう事態を生まない理念の共有、社会の仕組みの構築が急がれます。