新着情報

2022.03.25 (Fri)  05:33

ウクライナだけではないですよ

 メディア報道やネット情報だけに目を奪われていませんか?

 世界で行われている戦争はウクライナだけではないですよ。

 エチオピアでは長年内戦が続いています。愛する家族を失い続けています。家を壊され続けています。

 でも、ウクライナのように支援の手は伸びてきていません。食料すら事欠く状況です。

 世界から忘れられています。

 命をかけてヨーロッパに向かっても上陸する前に地中海で命を落とす人が後を絶ちません。また、上陸できてもヨーロッパの国からは入国を許されず追い返されています。

 ウクライナ情勢を伝えるな、無関心でいろと言っているわけではありません。せめて、世界の他の地域で行われている戦争にも目を向けて欲しいのです。少しで良いから手を差し伸べて欲しいのです。

 彼の地の人たちも同じ「地球市民」なのですから。

 

 ‘Trying to survive’: millions in Tigray face hunger as they wait in vain for aid, THE GUARDIAN

 皆様ご存じのように、ウクライナのゼレンスキー大統領が23日、日本の国会で、と言っても議事堂ではなく議員会館のホールでしたが、オンライン演説を行いました。

 これについてさまざまな疑問が頭に浮かびました。 

 先ずは、なぜ国会の象徴である議事堂で行われなかったのか?ということです。

 前例のない今回の演説だけに、何か意図的なものがあるのかとある国会議員に聞いたところ、お粗末なことに設備の問題だったとのことです。大型モニターが設置されておらず、持ち込むこともできなかったのです。

 このITの時代に、〝技術大国〟を自負する日本の立法機関で、これまでモニター設置を考えたことも無かったとは驚きです。

 また、嘘のような話ですが、その議員によると議場のフロアにアウトレット(コンセント←和製英語です、念の為)も無いそうです。

 

 演説に向けて当然事務方による内容の打ち合わせなり、両首脳による話し合いが行われていたのだろうと思いましたが、何もしなかったとのこと。

 

 立憲民主党党首の泉健太氏が、

 「オンラインで映像を流せるから、全く調整なく認めるというのはあり得ないと思う」

 「一般論として、どの国の元首・首脳が国会で演説する場合においても、それは当然、外交上のやりとりがあって、そういうものの中から演説原稿というものが作られてくるものだろうと認識をしている」

 と自らのtwitterで書いていますが、まっとうな意見だと思います。

 

 さて、演説の内容ですが、これまで欧米各国を相手に同大統領が行なってきたものとは一転、被ばく国であり、原発事故被害に苦しむ日本人の〝心〟に訴えようと計算されたものでした。「アジアのリーダー」でありたい日本人の心理にもくすぐりを各所で入れてきています。

 ただ、この原発に関する指摘は、裏を返せば安全保障面から言うと「原発は危険」と言っているようなもの。逆効果なような気もします。

 

 このような場合、通常はプロのスピーチライターが原稿を書きます。ゼレンスキー氏は自分で書いた可能性があります。

 いずれにしてもあらかじめ書いたものを読むわけですが、さすが人気俳優です。読んでいるようには見せませんでしたね。瞳の動きを見れば分かることですが、全てアドリブであったり記憶していたものを〝演じた〟わけではなく、カンペを読んでいます。もちろんそれが悪いと言っているわけでは全然ありません。そう見せない彼のスピーチ能力の高さを評価しているのです。

 

 「国連が機能しなかった」のは、何も今回に限ったことではありません。これまで何百回も多くの国や人々が痛感させられてきたことです。特に、アメリカが先頭を切って拒否権を発動したり、水面下で関係各国に圧力をかけて〝機能不全〟状態にしてきたことは、国際政治にかかわる者であれば知っていることです。

 

 「これからも戦争をしたいという侵略者に対して、非常に強い注意が必要です。『平和を壊してはいけない』という強いメッセージが必要です。責任のある国家が一緒になって、平和を守るために努力しなければならないです」

 という部分も〝なるほど〟となりがちですが、「責任のある国家が一緒になって」は、ゼレンスキー政権の場合、「NATO諸国が一緒になって」です。でも、それこそが今回の戦争を引き出した要因なのです。

 

 NATOは平和同盟ではなく軍事同盟です。それを盾にパワーゲームをするのは、今回のように多くの危険を伴います。同政権が拙速にNATO入りを急がなければこのような事態を招くことはなかったのです。

 ただ、頭脳明晰なゼレンスキー氏のこと。ここまでは読んでいたと私は見ます。

 だから現在までの流れはほぼ彼の書いた筋書き通りだと私は推測するのです。

 

 私がもしゼレンスキー大統領に質問する機会があればこう聞くでしょう。

 「大統領閣下 あなたはチェチェンやクリミアで行われた戦争を通して見せてきたロシア軍の残忍さ、冷酷さを知らないはずはありません。独裁者・プーティン大統領を怒らせればどうなるかが分からなかったはずはありません。あなたは戦争をやりたかったのですか?大統領ですから自国民の命を危険にさらさないようにする義務があります。それなのになぜ危険な道を選んだのですか」と。

 

2022.03.23 (Wed)  05:57

兼業主夫にご褒美

 その昔、ジョン・レノンが育児と家事に専念すると「ハウスハズバンド」宣言しました。

 それに倣って私も8年前、兼業主夫を名乗り始めました。子供が生まれてきてくれたものの1026グラムの超未熟児で、夫の私が本格的に育児と家事に関わらないと妻がつぶれてしまうと思ったからです。

 大げさに宣言などと書きましたが、ごくごく標準レヴェルの家の中の仕事です。結果的にその判断は正しく、何度も押し寄せてきた〝危機〟をふたり力を合わせて乗り越えてきました。 ただ、育児は本当に楽しく、「女性に独占させるのはもったいない」と実感しています。

 

 昨夜、妻が「見せたくないんだけど」と言って見せてくれたのが『じぶんはっけんブック』と題する30ページほどの息子が書いてまとめた「自分史」。そこに写真にある絵が描かれてあったのです。私にとっては最高の褒美となりました。

 

あさいとしひと 6.jpg

2022.03.22 (Tue)  09:05

戦わない宣言

 Facebook友達のTomotaka Ibe​(伊部智隆)から教えていただいた沢田研二の「脱走兵」。

 これはまさに今、私の考えていること。訴えたいこと。そして決意です。

 

 これまで私は自分の国が他国軍隊の侵略を受けて占領されたら、長年の従軍経験を活かして抵抗勢力を指揮しゲリラ戦を行い、占領に抗(あらが)うつもりだと言ってきました。

 今回のロシアのウクライナへの暴挙を見ても、その思いに変化はありませんでした。テレビを観ながら「自分だったらこうする」と想定訓練までしていました。「年寄りが何を絵空事を」と言われるかもしれませんが、家康公とて最後の戦となった「大坂夏の陣」は数え年で74歳なんですよ。そう、亡くなる一年前まで平和国家実現のために戦ったのです。

 

【因みに、大坂夏の陣を終えて家康公は元号を「元和」と改めて高らかに平和国家実現を宣言しました。「和」の禾偏は「軍門」を意味します。つくりの口は祝詞を入れる容器を指します。つまり、戦をやめて不要になった武器を、祈願した恩頼(みたまのふゆ)と共に軍門の中にしまうと解釈されます。それに始まりを意味する「元」を付けた訳です。元和偃武とすれば、さらに分かり易いですね。】

 

 でも、テレビ画面やパソコンモニターに映し出される映(画)像を観たり、新聞などの活字情報に朝から深夜まで触れるうちに、「それで良いのか?」と自分に語り掛けているもうひとりの私がいました。

 「それでは『徳川家康』という偉人に〝出会い〟、平和を希求する使命に気づかされた意味がないではないか?」ともうひとりの自分が語りかけてきていたのです。

 

 そして今朝、前述の伊部さんからコメント欄にいただいた情報でこの歌を聴きました。

 最愛の家族に恵まれた今、私がやらなければならないのは武器を取って戦うことではなく、命をかけてふたりを守ることだということに改めて気付かされました。

 もしこの国が戦火に包まれたら私は戦わずに家族の安全を第一に考えた行動をします。

 でも、私は郷里の岡崎が、そして日本が大好きです。だからそれだけに、この国を「戦争への道」に進ませないために最大限の努力を払わなければいけません。それが残された人生の過ごし方だと改めて思い知らされました。

  そんな私の「戦わない宣言」と共に、この曲をお聴きください。「沢田研二 脱走兵」で検索すると聴くことが出来ます。

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